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マイケル・クライトン「NEXT」読了



「ジュラシック・パーク」の原作者マイケル・クライトンが遺伝子テクノロジーをテーマに描いた、読み出したらノンストップのジェットコースター小説!

自分の体細胞の権利を他者が持ったら? 謝って成熟を加速させる遺伝子を組み込んだ新薬を口にした男の運命は?
ヒトの遺伝子を導入して生み出されたチンパンジーは果たしてヒトかケモノか?

 
本書は「ありえない」と思える悪夢のような話の随所に、「今」世界で起こっている「事実」をちりばめ、この本は決して荒唐無稽な話では無く、一歩間違えば私達の世界の明日なのだと警鐘を鳴らしています。
もちろん、マイケル・クライトンですので、難しいテクノロジーを主題としながらも一級のエンターテイメント小説として楽しむことができます。上下2巻、あっという間に読み終わっていました。

スケールとしては、上巻を読んだ段階での期待を若干裏切られたというか、もっと収拾がつかないくらい大きな話になるのかと思ったら、意外とそう拡がらないまま、ちんまり終わったな~、という感じもしました。

そもそもクライトンが本書を執筆したのは、とある遺伝子学の会議に参加し、遺伝子テクノロジーの進歩が想像以上に急速であることや、研究サイドの拝金主義、身勝手など、危険な側面があまりにも多いことに危機感をいだいたのがきっかけということなので、あまりにもありえない話にしてしまうよりは「身近な恐怖」として描きたかったのかも知れません。

いまや世界中で研究される遺伝子テクノロジー。
医療や食糧問題など、様々な問題を解決してくれるかもしれないと同時に、一歩間違えば自然界を根底から覆してしまうかもしれない悪魔の力を持つ研究。
神の領域ともされる分野で、人間は一線を越えてしまうのか?
小説のようなことはそう簡単には起きないとは思いますが、「事実は小説より奇なり」といいますので、今後この分野のニュースに関しては注意深く見守って行きたいと思います。





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映画と読書をこよなく愛する一児の母です。
日々思うことをダラダラと書き綴っていきたいと思います。

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