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デイヴィッド・ソズノウスキ「大吸血時代」読了





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図書館でまず背表紙の題名とデザインに引かれ、手にとって表紙の可愛らしさに興味が湧き、紹介文を読んで速攻借りることを決めた本です。

物語は吸血鬼が人間に取って代わった世界。
ほとんどのヴァンパイアは人口血液を食料とし、一握りの裕福なヴァンパイアだけが新鮮な血を飲む為に「人間牧場」が存在する。
ある日ウツ気味の中年ヴァンパイア、マーティンは「人間の子供」イスズと出会う。母親と二人「人間牧場」から逃げ出し隠れ住んでいたものの、ヴァンパイアに見つかり母親を殺され、一人逃げているところだった。
最初は「そのうちに新鮮な血をいただこう」と考えてイスズ騙して自宅マンションに連れ帰ったマーティンだったが、いつしかイスズの愛らしさに父性が芽生え、自分の子供として育てていこうとするのだが…。
一歩外に出れば、イスズを取って食いかねないヴァンパイアだらけの世の中、結婚したことすらない中年ヴァンパイアにとっての子育ては困難を極める。
イスズのトイレの始末(ヴァンパイアはトイレを必要としない)、イスズの食べ物の調達、仕事に出かけるときはどうする?(吸血鬼も普通に働いているのだ!)、イスズが風邪を引いた!人間の薬なんてないのにどうすりゃいい!?…などなど、次々と立ちはだかる壁を乗り越えながら、マーティンとイスズの絆はだんだんと強く結ばれていく…。



…という、奇想天外な子育て小説、いや、ヴァンパイア物とカテゴライズすべきか?
とにかくイスズが愛らしく、そのイスズにメロメロのマーティンに思わず感情移入してしまいます。
ただ可愛いだけの幼児期だけでなく、ティーンエイジャーに成長し、拒食症になったり、反抗したり、親に秘密を持ったり…と、子育てには避けて通れないところもちゃんと描かれています。
二人以外の数少ない登場人物も個性的で面白く、笑わせられたり、時にはしんみりさせられたり、最後までグイグイ引っ張られる本です。
子供のいる方も、いない方も、読めば胸キュンの子育てストーリー。
おススメです♪





Comment

ヴァンパイアといえば

昔、「ポーの一族」? だったと思う マンガがあって
よく 読んでたけど、
イスズって 日本人みたいな 名前だねぇ
でも これ 映画化されると ヒットするかも?

さおやすさま

お~「ポーの一族」好きでした!!
「怖くて読めない」っていう友達もいましたが、
私はあれを読んでから吸血鬼もそんなに怖くないな…と思うようになりました。
イスズっていうのは本の中でも「車みたいな名前だ」とか言ってたと思います(笑)。
映画化の際には主役はぜひジョージ・クルーニーでお願いしたいです♪

No title

ヴァンパイアは…ブラッド+っつーアニメがありましたが、その元となったアニメ映画( http://www.sonymusic.co.jp/Animation/blood/ )がヴァンパイアをモチーフにしてたと
しかし、これもなぜか実写化させていた…
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330852
これはまさにカオス…

ひろきさま

ああ~、これ実写のほうは知ってます。
なんかワイヤーアクションでビュンビュン飛び回るやつですよね~。
元はアニメだったんですね。
ちょっと見た感じだと、アニメのほうが面白そうかな?

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Author:ママチャライダー
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