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J・シンプソン「死のクレバス」読了





ジョーとサイモン、友人同士である二人はアンデスの難関氷壁初登攀に成功するがその後の事故により、ジョーが足を骨折してしまう。下山は困難を極め、墜落、宙吊りになったジョーの死を確信したサイモンによって二人を繋ぐザイルは切断される。深いクレバスに落ちたジョーは傷ついた体で決死の脱出を試みるが…。

絶望的な状況に陥りながら、ジョーはいかにして「死のクレバス」から生還したのか!?
クライマーと雪山との孤独で壮絶な闘いを描く、迫真の山岳ノンフィクションノベル。




寒い、痛い、怖い、三拍子揃った私好みの本。
文章に無駄が無く、淡々と進んでいくので余計に切迫感があります。
惜しむらくは読み手であるこちらに登山の知識が全く無いため、
いま一つ状況が具体的に思い浮かんでこないところでしょうか。
アイゼンだのアイススクリューだのといった登山用語については
ネットで調べ調べ読みましたが、ザイルにどうぶら下がって、どんな体勢で…というのが分からなくて、物語に入り込めないところがありました。
(ちなみに登山用語については読み終わってから巻末に解説がちゃんと載っているのに気づきガックリ。出来ればこういうのは章ごとに付けていただければありがたいです。)

この本は「運命を分けたザイル」という題名で映画化されているらしく(原題のほうが良いと思うんですが…)、映画のほうも評価が高いようですので、ぜひDVDで観てみたいと思っています。
それにしても、こんな大変な目に遭っても指一本失くさず、(足には多少障害が残ったようですが)また登山に挑戦し続ける著者にはビックリ!!



Comment

No title

ノンフィクションなんですね…。
真実って言うのに、寒い、痛い、怖い、が胸に突き刺さります。
以前バラエティ番組で野口健さんが一人登山の時に、
クレバス避け?の為に、長い棒を腰に付けて登ってて、
何度か棒に宙ぶらりんになったと笑って話してて。
つい想像しちゃう自分をのろいました。ああ、怖い。

たまさま

> 真実って言うのに、寒い、痛い、怖い、が胸に突き刺さります。

こういうのはヌクヌクと安全なところで読むからいいんですね。
山岳小説は大好きですが、山に登る人の気持ちは全くわかりません(笑)。

> 何度か棒に宙ぶらりんになったと笑って話してて。
> つい想像しちゃう自分をのろいました。ああ、怖い。

そのぶら下がった状況から登っていくっていうのが
どうにも想像つかないんですよね~。
とても人間業とは思えません(汗)。
ましてやこの本の主人公(作者)なんか、ザイル無しでクレバスに落ちて
しかも膝から下があっち向いちゃってるような骨折(片足)、
指は凍傷、食料も飲み物も無し…。
どう考えても生きて帰って来たのは奇跡です。
実話じゃなかったら「ちょっと設定に無理がありすぎ」とか思っちゃいますね。





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映画と読書をこよなく愛する一児の母です。
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