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コーマック・マッカーシー「血と暴力の国」読了



ベトナム帰還兵のモスはある日メキシコ国境で麻薬密売人たちが銃撃戦を行った後の現場を発見する。運命に流されるかのようにそこにあった莫大な現金を持ち帰ってしまうモスだったが、現場で唯一生き残った瀕死のメキシコ人に水を持っていってやる為、現場に戻ったことから、冷酷無比な殺し屋、シュガーに追われることになる。
事件を追う老保安官ベルの語りを挟みながら血と暴力の惨劇は進んでいくが…。



先日紹介した「ザ・ロード」の作者コーマック・マッカーシーが描く犯罪小説。
映画「ノーカントリー」の原作です。
人はどんどん死にますが、怖さは「ザ・ロード」の圧勝。
殺し屋に追われていても、食べ物はあるし、殺されても食べられるわけじゃないし…。
なーんて比較するのも変なんですが、やはり「暴力」が大きなテーマである以上そのインパクトの大きさには意味があると思います。
そういう意味では未読の方にはこちらを先に読むことをおススメしたいです。

もちろん、この作品も読み応えは十分です。
登場人物がそれぞれ皆キャラが立ってていいですね~。
決して悪人ではなく、愚かな人間でもないのに出来心から自らの人生を破滅させていくモス。
心の中にある闇を抱えながら、自分に出来る限り正義を貫こうと努力する保安官ベル。
モスの妻、女も惚れるいいオンナ、カーラ・ジーン。
中でも「絶対悪」「純粋悪」と評される殺し屋シュガーの存在感は圧倒的。
映画ではハビエル・バルデムという俳優が演じていますが、予告編を観ただけでも「ひえ~っ!!」の恐ろしさです。
コーエン兄弟による映画は非常に評判が良いようなので、こちらもぜひ観てみたいですね。





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Author:ママチャライダー
映画と読書をこよなく愛する一児の母です。
日々思うことをダラダラと書き綴っていきたいと思います。

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