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群ようこ「ぬるい生活」「世間のドクダミ」読了

「かもめ食堂」を読んだのをきっかけに
群ようこのエッセイを二冊図書館で借りてみました。
群ようこは前に何冊か読んだことがあるし、
嫌いではないものの、
私の嫌いな椎名誠の一派だとみなしているため
あまり積極的に読むことがなかった作家さんです。
(なぜ椎名誠が嫌いかということについては
そのうちまた機会があれば書きたいと思います。)


「ぬるい生活」は50代になった作者が体調不良、
心の不調と「そんなにがんばらない」で気長につきあって
いこうというエッセイです。
驚いたことに以前私が書いた「人生は遠浅の海」説に似た
「老いはがつんがつんと階段状にやってくる」という事が
書かれていて、「やっぱりみんなそう思っているのか~」
と力強くうなづいてしまいました。
しかもその文章の先には
「この階段は若いときと中年になったときと、段差や形状が違うような気がするーー中略ーーところが中年になってからの老いの階段は違う。段差が1メートルで足を置く部分が十センチくらいと逆になり、気をつけないと転げ落ちそうになる。もちろん一度、階段を下りてしまったら、前の段に上がることなどほとんど不可能なのだ。」
と続くのです。
…な、なんと恐ろしい文章なのでしょうか。
しかも私の周りでこの不吉な予言が現実になりつつあるのです。

そして不吉なのはこれだけではありません。
作者はある朝目覚めてふと見た鏡の中に小太りのおやじを見つけ
「えっ、この人、誰?」と驚くのですが
もう一度目をこすってよく見ると、もっと驚いたことに、
鏡に映っていたのは作者自身
だったというのです。


恐ろしいですねえ~、コワイですねえ~。
私はおばちゃんになってしまったことは嫌々ながらも受け入れていますが、さすがにおやじは困ります。
オットもすでに立派におやじですし、
一家に二人もおやじがいても鬱陶しいかぎりです。
なんとか「おばちゃん」を維持すべく、ウォーキングでも再開しようかと考えさせられた一冊でした。

oyaji.jpg

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Author:ママチャライダー
映画と読書をこよなく愛する一児の母です。
日々思うことをダラダラと書き綴っていきたいと思います。

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