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三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」読了



ずっと前のトラックバックテーマに「ジャケ買いしますか?」みたいなのがあったと思いますが、これは「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」した本。
タイトルで「ん?」と興味を引かれ、帯や裏表紙の文を読んで買うことは結構ありますが、タイトル見ただけで「買う!!」と決める本は実は少ないです。
なんだか私の勘がピピピ!と「この本絶対好きだって~」とささやきかけるのです。
そんな訳で買ったこの本ですが、幸いにも勘が外れることなく満足のいく内容でした。
(…と、偉そうに書いたところで気がつきましたが、この小説、第135回直木賞受賞作なんだそうです。)

東京近郊の架空の市、まほろ市の駅前で便利屋を営むバツイチ中年多田啓介の元に、ある日ひょんなことから高校時代の同級生である行天晴彦が転がり込む。どことなくぎこちない2人だが、多田のところに舞い込む依頼を引き受けるうちに様々な人間模様に巻き込まれ…。

…といったストーリーのこの本、一話一話短編の形を取りながら続いていき、最終的にはひとつの長編になっている、という形式を取っています。
この形式がすごく内容に合っていて、気持ち良くスイスイ読めます。
タイトルや設定だけ見ると楽しい話なのかな、という印象を受けましたが、多田も行天もそれぞれ過去を引きずっており、それが物語に陰影を与え、読み終わった時に何か自分の事と重ね合わせて色々考えさせられました。
すでに続編も書かれているそうで、この主人公2人の活躍はこれからもまだまだ楽しめそうです。

それからこれは本編とは関係ありませんが、小説の中に「アポロン」という喫茶店が出てくるのですが、この喫茶店がすごく「イイ!!」です♪

赤い絨毯にシャンデリア、チープな偽物の甲冑や裸婦の彫刻、窓にはステンドグラスのシール、ゴシックなのかロココなのか、はたまたジャングル風呂なのかわからない異空間…。「コーヒーの極北」を目指しているとしか思えない「アポロン」のコーヒーには香りがない…。

どうでしょう。行ってみたくなりませんか~?♪





Comment

同じ本を読んでいながら…

こんな風にうまく書評?が書けないのが辛いです。
やはりもっと本を読んでおくべきだった…。

リトルターンさま

いやー、お褒めにあずかり汗びっしょり…(笑)。
リトルターンさんもお読みになったんですね!
リトルターンさんのほうがずっと文章がお上手ですし、
きっと視点が違うと思うのでぜひ書評読んでみたいです♪

No title

あたしも書評はうまくかけません。・゚・(ノд`)・゚・。

ママンの書評読むの楽しみですよ^^
読書意欲を掻き立てられるなぁ。
しをんさんの小説は大好きなので、あたしも今度読んでみようと思います。
ご紹介ありがとうございました(*´∀`*)

まみさま

いえいえ、先日はまみさんのブログでまで偉そうに感想を書いてしまってすみませんでした。まみさんも白鳥苦手というので嬉しくなってつい…。
そうそう、三浦しをん、まみさんのおススメ読もうと思っていたら、先に本屋さんでピピピ!ときてしまいまして(笑)。
まみさんの好きなしをんさんかどうかはわかりませんが、私は好きでしたよ♪

多田軒

私も多田軒読みました!船便で送ってもらって笑。続編が楽しみですよね。三浦しをんの作品のなかでも特に好きです。
でも・・・、私も書評はまだ書けません泣。
今度挑戦します!


EMIRIさま

EMIRIさんの書評もぜひ読みたいですね~。
私は本を読むのも好きですが、書評を読むのも好きで、自分で書評を書いたあと人の書評を読んで、同感する部分、違う解釈の部分を楽しんでいます。
自分自身でも同じ作品を違う年代で読んで、全然感想が違ったりすることがあります。
こうやってブログに書評を書いていくと、もっと年を取ってから読み返して「青かったな~、ふぉっふぉっふぉっ」などと思うのかもしれませんね(笑)。

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Author:ママチャライダー
映画と読書をこよなく愛する一児の母です。
日々思うことをダラダラと書き綴っていきたいと思います。

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