スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」読了

最初にお断りを。
この本の感想を書くにあたって、人によってはネタばれと解釈されるかもしれない内容に触れますので、「先入観無しに読んでみたい」と思われている方はお読みにならないことをおススメします。
(まあ、帯にも堂々と書いてはあることなんですが…。)
とりあえず私の評価としては☆5つ!!(あ、5段階評価です)




…というわけで、初っ端からなんなんですが、
この小説の半分くらいは読むのがしんどかったです。
実は私冤罪モノ(←これがネタばれ)というのは大の苦手でして…。
書き手が伊坂幸太郎なんで、ムカムカするほど嫌らしい表現とか、主人公が追い詰められて息詰まる感じ、とかそういうことは無いんですが、とにかくダメなものはダメで、かなり飛ばし飛ばし読みました。「冤罪モノ」だというのは最初からわかっていたことで、死ぬほど苦手な冤罪モノでかつ、大好きな伊坂幸太郎、ということで、読むかどうかすごーく悩みました。
しかし、「冤罪」が負けて「伊坂」が勝ったワケで、「まあ、伊坂幸太郎なら読めるかも…」と思って読み始めたのです。
(ヨコですが、私のこの冤罪モノ嫌いは幼少時に見た、渥美清の「泣いてたまるか」というドラマシリーズの中の強盗と間違えられて追われる男の話のせいだと思われます。相当怖かった為いまだによく覚えています。)
で、飛ばし飛ばしも頑張って読み進めていると、途中ある謎の男が主人公を助けてくれるあたりから、俄然面白くなってきました。
実際的に考えると「ありえなーい」の連続なのですが、そいうのが全然気にならないのがまさに伊坂ワールド。主人公は伊坂作品に多い(ような気がする)、透明な水のような感じの青年なのですが、彼を取り巻く人物達がそれを補って余りありすぎ!なくらい個性があって面白いです。
あれよあれよ、と物語が転がっていって、残りページ数も少なくなる頃には「だ、大丈夫か~、このページ数で決着つくのかー!?」とあせりますが、色々な「???」を残しながらも、なんとなく爽やかに終わってしまうこの不思議さ。
映画「逃亡者」なみの逃避行を描いていながら、まるで「青春小説」のような切なさを感じさせる読後感は本当にこの作家ならでは、ですね。
どなた様にもぜひおススメしたい作品です。




Comment

ネタばれ

最近小説は全く読まないので良くわからないのですが、
渥美清の「泣いてたまるか」と「逃亡者」は良くわかります。
無論ハリソン・フォードじゃなくて、デビッド・ジャンセンの方ね。
あっ、これって年齢ネタばれか。

ああ、

伊坂さんって存じ上げなかったのだけど、私が間違ってた「魔王」の方なのですね~。ちょっと興味がわきました。しかも意外とお若い(名前からちょっとお年を召した方と…)
あ、棚がいつの間にか更新されてますね~、私も放置気味なので、ちょっと変更しなきゃ☆

野良さま

わたくし、実は「逃亡者」に関してはハリソン・フォードの方なのです。トミー・リー・ジョーンズのジェラード警部のファンでして…うふふ。

たまさま

伊坂さんおススメですよ!
読みやすいし、独特の世界があって。
強いて難を言えば、人気があるので、図書館の書架に並んでることが少ない(いつも借り出されてる)くらいですかねえ~。

Comment form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

CalendArchive
プロフィール

ママチャライダー

Author:ママチャライダー
映画と読書をこよなく愛する一児の母です。
日々思うことをダラダラと書き綴っていきたいと思います。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。